症例紹介

症状

50代 男性 ストレス便秘「ぢ」の悩み

52歳・男性 170センチ・73キロ

若い頃から、痔で悩んでいる。お酒を飲んだ翌日は、出血もする。
病院に行って、内用薬、外用薬の坐薬などをもらっていた事もあるが、
症状が少し良くなると、仕事等を優先して、治療を止めていた。

排便時に肛門から小さな膨らみが出るようになってきた。
最初はときどきだったが、、半年前から排便のたびに脱出するようになり、
排便後には自然に戻るものの、肛門周囲に重だるさ、痛みが残る。

排便するのが、怖くなってきていて、便秘気味。
便通は2~3日に1回で硬く、排便時にいきむことが多い状態です。
ときどき紙に鮮血が付着する。

仕事はデスクワーク中心で、長時間座っていることが多い。
食欲は良好。アルコール、辛い物は好き。

舌はやや暗紅色で、舌下怒張あり。

便通の停滞+ 肛門部の炎症+瘀血と捉えて

漢方薬A、漢方薬Bを提案した。

1か月後

便通がほぼ毎日となり、排便時のいきみが減少しました。

鮮血が付着する回数も少なくなり、排便時の痔核脱出も少なくなってきた。

3か月後

肛門周囲の重だるさが軽くなり、排便後の違和感も減少。

ただ、仕事が忙しく長時間座り続けた週には、排便時にいきみ、出血した。

5か月後

便通は安定し、排便時のいきみも減り、
肛門周囲の重だるさや出血はほとんどなくなった。

40代 女性 咳・たん・

48歳 女性 159センチ・55キロ

2か月前にコロナに感染。
発熱や倦怠感は1週間ほどで改善したが、その後から乾いた咳だけが残るようになった。
特に、人と話す、電話をする、笑う、暖かい部屋に入ると咳が出やすく、一度出始めると何度も続く。
痰はほとんどなく、少量出ても粘って切れにくい。
喉には「乾いて引っかかっているような感じ」がある。

喘鳴や呼吸困難もないが、咳が続くので、呼吸器内科を受診した。
肺炎でもなく、明らかな異常はなく、咳止め、吸入薬を処方された。
吸入薬を続ける事に多少不安感があり、漢方薬を希望された。
食欲・便通は正常。
口はやや乾く。
皮膚の著しい乾燥、寝汗、手足のほてりはない。

気道の潤いの低下+ 咽喉部への刺激+ 咳が上へ突き上げる「気逆」と捉えた。

漢方薬A+漢方薬Bを提案した。

1か月後

夜間の咳が減り、睡眠を中断する回数が少なくなってきた。
まだ、人と長く話した後にはまだ咳が続く。
喉の乾燥感も少し残っている。

3か月後

日常生活では咳を意識しない時間が増えてきました。

5か月後

ほぼ、咳を気にする事がなくなったので、漢方薬を卒業となった。

 

40代 女性 疲れが取れない目の疲れ

43歳  女性 155センチ  55キロ

3年ほど前から目の乾燥があり、仕事柄、パソコン作業を2~3時間続けると、
目がしょぼしょぼして、夕方には文字がかすむ。

眼科ではドライアイと診断され、点眼薬を使用中。眼圧などには大きな異常はない。

目が少し充血し、乾燥する。夕方になるほど症状が悪化。
時々ふらつきがあり、髪や皮膚も乾燥気味。
食欲・便通は正常。夜間尿1回。強い冷えやむくみはありません。
睡眠はやや浅め。舌は淡紅色でやや乾燥。肌は渋紙色。

目の酷使による 肝腎の不足+ 血の不足 と捉えて、

漢方薬A+漢方薬B 石決明、決明子含有の養生食を提案した。

2か月後

目の乾燥そのものはまだあるが、
「夕方になると目を閉じたくなるほど疲れる」という感じが少しましになってきた。
一方、パソコンを長時間続けた日は症状が戻る。

3か月後

夕方のかすみと目の重だるさは明らかに減少。
乾燥感もマシになった感じする。

5か月後

以前のように夕方になると仕事を中断することは少なくなった。
目の乾燥感も軽くなってきた。

7か月後

パソコン作業後には多少疲れるが、日常生活では安定。
漢方薬は減量し、眼科での定期検査を続けながら、
画面作業の休憩、睡眠、目を酷使しない生活を中心に経過をみる。

9か月後

安定しているので、漢方薬は中止して、養生食のみ、継続している。

 

50代 男性 ストレス胃腸障害

50歳 男性 171センチ 72キロ

3年ほど前から、夕食後の胸やけと酸っぱいものが上がってくる感じがあり、
消化器内科で逆流性食道炎と診断された。
タケキャブ錠を服用中であるが、一時的に良くなるが、また再発するらしい。

特に遅い時間に食事をした日や、食後すぐ横になると悪化。
最近は、みぞおちのつかえ、ゲップ、軽い悪心もある。

人事・管理職が長く、自分自身でも、ストレスを感じて、イライラする。
移動・出向などの通告時期には、眠れない。

食欲はあるが、食後に胃が重い。便通は1日1回。
冷えはなく、舌はやや赤く薄い黄苔。
心窩部に軽い抵抗と膨満感がある。

胃の内容物が下へ流れにくい「気の逆流」+ 胃内停水+ 食道粘膜の熱・炎症が重なった状態と考えた。

漢方合方薬A+漢方薬B 提案した。

1か月後

食後のゲップとみぞおちのつかえが軽減。たまにあった胃痛もなかった。
胸やけも少なくなってきたが、夕食が遅くなった日はまだ酸っぱいものが上がってくる。

3か月後

日中の胸やけはかなり減少。調子良い。
ストレス・ケアを続けると、気持ちも楽になってきた。気分がいい。
以前に薦められたクマ笹含有「ササヘルス」を飲んでみると言われた

6か月後

みぞおちのつかえも軽減。逆流もほとんど気にならなくなってきた。
漢方薬Bは、休薬

9か月後

消化器内科での経過観察を続けながら、
漢方薬も徐々に減量し、ササヘルスのみ継続中。

 

50代 女性 痛み全般冷え性

58歳 女性 158センチ 64キロ

約8か月前から右踵の内側から足裏にかけて痛みが出現。

朝起きて床に足をついた最初の数歩が特につらい。
しばらく歩くと少し楽になりますが、買い物などで長時間歩くと夕方に再び痛む。

整形外科で鎮痛剤、シップなどを服用中。
インソールやストレッチを続けていますが、痛みが残る。
しびれるという感覚はあまりない。

足底に軽いむくみ感があり、便通は正常。
冷え症、夜間尿1~2回。

足底への負荷+ 水滞+ 血虚+ 慢性化による瘀血で、足底周囲の流れが悪くなった状態と考えた。

漢方薬煎じ薬Aと駆瘀血薬Bを提案した。

1か月後

特に、変化なし。幾分、冷えがましになったかな?と思う程度

3か月後

朝の最初の一歩はまだ痛むが、歩き始めてから楽になるまでの時間が短くなってきた。

夕方の足裏の重だるさもやや軽減。

4か月後

朝の痛みは半分程度に。ただし、長時間歩いた翌日は痛みが戻る。

6か月後

起床直後に軽い違和感はあるが、以前の状態はなくなってきた。

買い物程度の歩行では、ほとんど支障なし。

煎じ薬をエキス漢方薬Cに変更。

9か月後

朝の違和感はほぼ消失。 長く歩いた日に軽い張りを感じる程度で安定。

漢方薬を減量して、そののち、卒業となった。

60代 男性 冷え性おしっこの悩み頻尿

68歳・男性 170センチ・60キロ

2年ほど前から尿の勢いが弱くなり、最近では夜中に3~4回トイレへ行くようになった。
尿が出始めるまで時間がかかり、排尿後もまだ残っているような感じもある。
「もう少し排尿を楽にしたい」と来局。

また、ガードマンの仕事をしているので、冬場は物凄く冷えて、つらい。
一日10回ほどトイレに行く。その他は、既往歴はないので、病院等は行っていないらしい。

冷え+前立腺周囲の慢性的な瘀血・うっ滞+ 下焦の水滞+ 排尿機能の低下を考えて

漢方薬A+漢方薬B と 炎症・瘀血に対応する丹参葉配合の養生食を提案した。

2か月後

尿が出始めるまでの時間が短くなり、排尿後の残尿感も少し軽減。

夜間尿は3~4回から2~3回程度になった。

まだ、日中は頻尿続く。

3か月後

尿線が以前よりしっかりし、日中の頻尿も減少。

夜間は2回程度で安定してきました。

冷えている感覚が和らいできた。

6か月後

排尿時の力みがほとんどなくなり、夜間尿は1~2回程度。

日中の排尿も5~6回になってきた。

9か月後

比較的安定、ガードマンの仕事も辞めて、仕事も変わるので、卒業となった。

50代 女性 痛み全般腰痛坐骨神経痛

56歳 女性 156センチ 60キロ

数年前から右の股関節に違和感がある。
最近になって痛みが強くなり、椅子から立ち上がった時や歩き始めに、
右の鼠径部から臀部にかけて痛む。
靴下を履く、爪を切る、車から降りるといった動作もつらくなってきた。
長く歩いた日の夜には股関節がズキズキ痛む
足腰のだるさはありますが、強い冷えや浮腫はない。
夜の痛みの事を考えると、長い距離が歩けない。
便秘もない。

股関節の慢性的な変性+ 血流障害・瘀血+股関節は骨の先端+ 血虚と考え

漢方薬A+漢方薬B  エラスチン含有養生食を提案した。

1か月後
あまり変化を感じないが、
立ち上がった瞬間の痛みが少し楽かな?

3か月後
夜間のズキズキした痛みが少し減ってきた。
まだ鼠径部に痛みが残る。

6か月後
歩き始めが楽になり、近所への買い物程度なら休まず歩けるようになった。
靴下を履く動作や車の乗り降りが以前より楽になった。
以前に比べると、状態が良い感じがし、長い距離を歩く勇気・力が湧いてきた。
整形外科での経過観察と運動療法も続けながら、股関節周囲の筋力維持を図っている。

9か月後
長時間歩いた後には軽い痛みが出るものの、
日常生活で困る場面はかなり少なくなり、症状は安定している。

50代 男性 痛み全般五十肩

56歳 男性 171センチ 71キロ

半年ほど前から右肩が痛み始め、次第に腕が上がらなくなった。
整形外科では「五十肩(肩関節周囲炎)」と診断され、鎮痛剤、リハビリをしているが、
効果が今ひとつな感じ。漢方薬でなんとかならないか?と思い来店。

主訴
五十肩
右肩が上がりにくい。
特につらいのが夜間痛で、寝返りをするとズキッと痛み、何度も目が覚める。
雨天前には肩が重だるくなり、朝は肩関節がこわばる。
肩から上腕にかけて重い痛みがあり、最近では背中に手を回す動作も難しく感じる。

上焦の水毒・湿+ 血流障害+ 瘀血と考えて

漢方薬A+漢方薬B と エラスチン含有養生食品を提案

1か月後

夜間のズキズキする痛みが少し軽減。
寝返りのたびに目を覚ます回数が少し減った。

3か月後

夜間痛はかなり減少。
肩の重だるさも改善し、腕が以前より上がるようになってきた。

6か月後

日常生活で強い痛みを感じることはほとんどなくなり、肩関節の可動域も徐々に改善。
運動療法を続けながら、症状に合わせて漢方薬を減量。

9か月後

多少の硬さは残るものの、動作にもほぼ支障がなくなったので、ここで卒業となった。

 

50代 女性 痛み全般肩こり冷え性しびれ

51歳 女性 160センチ 50キロ

2年前から、右肩から腕、指先にかけてのしびれと重だるさが続く。
特に洗濯物を干すなど、腕を上げていると症状が強くなる。
頚椎症かな?と思い、整形外科を受診したが、大した事はないと言われ
鎮痛剤や湿布薬をもらっているらしい。

主訴
右腕のしびれと重だるさ
夜間、ジンジンして眠りにくい日がある。
肩こり、首こりあり
手足は冷えて、いつも冷たい。
足は特に冷たく、冬は靴下をはいて寝ている。
幼少期に、しもやけになった経験あり

血流障害・瘀血+ 血虚+ 冷えが重なり、
腕から手指への循環をさらに悪くしていると考え

漢方薬A+漢方薬B 循環させる漢方薬Cを提案した。

1か月後

夜間のジンジンする感じが少し減少。
手が以前より温かくなった。

3か月後

日常生活でのしびれは半分程度に。
しかし腕を長時間上げると、まだしびれと重だるさが出る。
姿勢・肩甲帯の運動療法も並行して継続しもらった。

6か月後

肩から腕の重だるさはかなり軽減。
夜間にしびれで目を覚ますこともほとんどなくなった。

9か月後

日常生活で、ほぼ気にならなくなった。
足の冷えも改善し、ぽかぽかする感覚がある。

漢方薬を減量し、その後、卒業となった。

50代 女性 自律神経ストレス不眠・不安疲れが取れない動悸・息切れめまい

58歳・女性 156センチ 49キロ

半年前から、動悸を感じるようになった。

循環器内科で検査を受けたが、特別な異常はなかった。

主訴

動悸・たちくらみ 息切れ、不眠、不安感、疲れやすい のどが渇く
現在は、飲んでいないが、若い頃は貧血気味で、鉄剤を服用していた。
「また動悸が起きるのでは」という不安が重なり、のどが詰まって、息苦しく感じる。

気の上昇、神経不安症に対応する

漢方薬Aと漢方薬Bを提案した。

1か月後

動悸の回数が減って、のどの詰まりや不安感が減少した。
疲れた時や緊張が強い時に胸がザワザワする。

ストレス・ケアと
疲れやすさを軽減するため、鉄分含有養生食を追加した。

3か月後

動悸・立ちくらみの回数がへり、不安感もほぼ解消した。
ストレス・ケアをしたおかげで、自分自身を見直すきっかけとなり、
体調回復に役に立っている。

9か月後

疲れた時にたまに動悸を感じる程度になった。

漢方薬は休止して、鉄分含有養生食のみ継続中。