実は、汗とともに鉄分は失われていく、って皆さんご存じでしたか…?
【1日に失う鉄の量】
■女性
代謝で失われる量・・・0.80mg(月経で+0.5mg)
+汗を1Lかくとさらに・・・2.30mg
■男性
代謝で失われる量・・・1.00mg
+汗を1Lかくとさらに・・・1.88mg
⇒汗をかきやすい夏場は、通常の代謝分も含めて3mg以上の鉄が毎日失われてしまいます。
特に女性は不足傾向に…
■男性の鉄分摂取割合
10~11歳・・・76%
12~14歳・・・65%
15~17歳・・・83%
■女性の鉄分摂取割合(月経あり)
10~14歳・・・51%
15~17歳・・・64%
18~29歳・・・62%
30~49歳・・・65%
50~64歳・・・74%
※上記割合は、体摂取量(2018年国民健康栄養調査の結果)÷日本人の食事
摂取基準2020年版を算出し、不足のある年代をピックアップしています。
【鉄分が不足すると…】
・気分が落ち込む
・イライラする
・冷えを感じる
・疲れやすい
・体がだるい
・ふらつきがある
【鉄分の内訳】
鉄分は成人の体の中に3,000~5,000mg保有
→血液中:約70%(ヘモグロビン)
肝臓や筋肉など:約30%(貯蔵鉄・組織鉄)
貯蔵鉄から優先的に鉄が失われていくので、ヘモグロビンの数値だけでは体全体の鉄不足は判明しません。
ヘモグロビンが現金で、貯蔵鉄が貯金残高のようなものになります。
【鉄分+ミートペプチドで効率よく鉄を摂取♪】
夏場に失った鉄分を意識的に摂ることは、秋バテ予防にもとっても重要です!!
■鉄分はどんな成分?
鉄分は体に必要な「必須ミネラル」の一種です。体内では作ることができないため、食品から補わなければなりません。
鉄分が不足すると、全身に十分な栄養や酸素を運ぶことができなくなり、ホルモンの産生や代謝がうまく機能しなくなるため様々な不調に繋がります。
そんな生きていくうえで必要不可欠な鉄分ですが、実は食品から摂取しても吸収されにくく、体内に吸収されるのはほんのわずかな微量栄養になります。
そのため、いかに鉄分の吸収率をストレスなく高めるかが大切です。
■なぜ鉄分は吸収されにくいのか?
私たちの身の回りでも車の渋滞やお店にできた長い列に並ぶとなかなか順番が回ってきません。
実は、体の中でも同じことが起こっており、鉄分は吸収の際に、時間がかかってしまいます。
それにより、イライラ=活性酸素も発生してしまうのです。
★鉄分+ミートペプチドのチカラ!!★
鉄を摂取するときは一緒にミートペプチド(タンパク質が小さくなったもの)を併せてお召し上がりいただくことで、非常に吸収効率が高まります。
列に並ばずに、優先的に吸収される為、ファストパスのような働きがあります。