「五志」は、簡単に言うと「ストレス」って事になりますが東洋医学には独特の病理概念があります。
「七情の内傷なければ、六淫の外邪犯さず」です。
七情・・喜び・怒る・憂う・思う・悲しむ・恐れる・驚く の七つの感情です。
生きていれば、必ずありますよね。
生活の場面の様々な所で発生して何気なしに処理が出来ています。
もちろん、処理が出来てバランスがとれていれば、なんの問題もありませんが
「喜び過ぎる・怒り過ぎる・憂い過ぎる・思い過ぎる・悲しみ過ぎる・恐れ過ぎる・驚き過ぎる」
感情の行き過ぎが内的要因・内傷になると考えられています。
六淫とは 六つの邪・・「風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪」です。
外的要因・外邪として、
暑さ、寒さ、熱さ、湿気、乾燥、ウイルス、アレルゲンなど環境原因で病となる状態です。
「七情の内傷なければ、六淫の外邪犯さず」です。
「心」は 西洋医学では、精神科・心療内科でしか登場しませんが東洋医学では、
とても重要な項目ですし、漢方薬でしか治せない場合もよくあります。
漢方の力も捨て難し! です。
小林正観さん著 『この世の悩みがゼロになる』 大和書房より
「今、自分が置かれている状況がどうであるかということに、
感想を持つ必要はないし、評価、論評はいらない。
今、自分がやるべきことというのは、自分の目の前にいる人を大事にすることです。
やるべきことがあったら、それをやることであって、
自分の目の前にないのだから、考えなくてもよいのではありませんか」
先の心配や、過去の後悔で
素敵なあなたの「笑顔」が消えませんように・・・。(^_-)-☆