今の時代は鉄不足…
原因は美味しくなったけど鉄分が減った野菜かもしれません。
鉄分の多いほうれん草でくらべてみましょう。
年代 | 昭和26年 | 昭和57年 | 平成12年 | 平成27年 |
---|---|---|---|---|
鉄分 | 13.0㎎ | 3.7㎎ | 2.0㎎ | 2.0㎎ |
ほうれん草100g中
[出典:日本食品成分表 4訂 5訂 7訂]
厚生労働省 国民栄養調査で確認すると、1人1日当たり平均の鉄分摂取量は下記になります。
年代 | 昭和26年 | 昭和57年 | 平成12年 | 平成27年 |
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鉄分 | 49.0㎎ | 10.8㎎ | 11.3㎎ | 7.6㎎ |
鉄分が不足するとどうなるのでしょうか?
女性は鉄分が不足し貧血になりやすいので注意してください。
【年代ごとに多い貧血】
- 10代 鉄欠乏性貧血
成長による消費量増加、過度なダイエット、偏食、生理での出血、激しい運動 - 20代〜45歳 鉄欠乏性貧血
過度なダイエット、偏食、生理での出血、病気による出血、疾患による鉄損失 - 妊娠〜授乳中 栄養不足での貧血
摂取量より消費量が増加、胎児への栄養、過度なダイエット、授乳 - 更年期 潜在性鉄欠乏性貧血
更年期障害、過多月経、月経周期の短期化、疾患による鉄損失、吸収力の低下、腸内環境の乱れ - 更年期以降 機能低下での貧血
吸収力の低下、造血機能の低下、栄養摂取障害、重大な病気の恐れ、悪性腫瘍、消化器官の出血、感染症
女性の方は、特に食事からの鉄補給が減ってしまう以外も、生理や妊娠・授乳などで鉄が減少する原因があり、更にダイエットなどで減少を加速される方も多く、悪化すると免疫力の低下や集中力の低下に繋がります。
あなたは大丈夫ですか? 気になる方はご相談ください。