コラム

2022年06月29日

今の時代は鉄不足…

 

 

今の時代は鉄不足…
原因は美味しくなったけど鉄分が減った野菜かもしれません。
鉄分の多いほうれん草でくらべてみましょう。

年代 昭和26年 昭和57年 平成12年 平成27年
鉄分 13.0㎎ 3.7㎎ 2.0㎎ 2.0㎎

ほうれん草100g中
[出典:日本食品成分表 4訂 5訂 7訂]

 

 

厚生労働省 国民栄養調査で確認すると、1人1日当たり平均の鉄分摂取量は下記になります。

年代 昭和26年 昭和57年 平成12年 平成27年
鉄分 49.0㎎ 10.8㎎ 11.3㎎ 7.6㎎

 

 

 

 

鉄分が不足するとどうなるのでしょうか?
女性は鉄分が不足し貧血になりやすいので注意してください。


【年代ごとに多い貧血】

  • 10代 鉄欠乏性貧血
    成長による消費量増加、過度なダイエット、偏食、生理での出血、激しい運動
  • 20代〜45歳 鉄欠乏性貧血
    過度なダイエット、偏食、生理での出血、病気による出血、疾患による鉄損失
  • 妊娠〜授乳中 栄養不足での貧血
    摂取量より消費量が増加、胎児への栄養、過度なダイエット、授乳
  • 更年期 潜在性鉄欠乏性貧血
    更年期障害、過多月経、月経周期の短期化、疾患による鉄損失、吸収力の低下、腸内環境の乱れ
  • 更年期以降 機能低下での貧血
    吸収力の低下、造血機能の低下、栄養摂取障害、重大な病気の恐れ、悪性腫瘍、消化器官の出血、感染症

女性の方は、特に食事からの鉄補給が減ってしまう以外も、生理や妊娠・授乳などで鉄が減少する原因があり、更にダイエットなどで減少を加速される方も多く、悪化すると免疫力の低下集中力の低下に繋がります。

 

あなたは大丈夫ですか? 気になる方はご相談ください。