コラム

2026年04月21日

漢方薬剤師のよもやま話⑲「縦の糸 横の糸?(^_-)-☆」

昨日、「瘀血」の事を書きました。

その中で漢方理論には「氣・血・水」に分類する方法があるって言いました

漢方には、他にも理論があって八綱分類、三陰三陽、五行論、三大体質さまざまな理論があります。

どれも、病気の人の症状を判断して、薬方を導き出すための「物差し」「判断基準」になります。

今、目の前の患者さんは

「氣・血・水」・・気が虚しているのか?気が滞っているのか?
血が虚しているのか?瘀血があるのか?
水が滞っているのか?水が体内にすくないのか?

八綱分類・・表か?裏か? 寒か?熱か? 虚か?実か? 陰か?陽か?

三陰三陽・・太陽病なのか?少陽?陽明?太陰?少陰?厥陰?

のどれなのか?を探っていき、漢方の世界でいう「証」を決め、薬方を選択していきます。

中島みゆきさんの名曲「糸」の歌詞ではありませんが、

縦の糸、横の糸のように、漢方の理論があり、それらを組み合わせ、織り成すようにするのが

漢方の醍醐味です。(^_-)-☆

「糸」の歌詞のように

縦の糸、横の糸、漢方の理論を縦横無尽に使えば

織りなす布は誰かを暖めうるかもしれないですね (^_-)-☆