コラム

2020年04月22日

春の養生法

東洋医学の書「素問」に書かれています。
春は「発陳」と言います。
冬の間隠れていた全ての物を出し、活動的になり始める時期です。
漢方でいう五蔵の中の「肝」が一番早く働き始めるのがこの時期です。
ストレスを受けて過剰になると肝の気の働きが過剰になって肝の本来のリラックスさせる働きが不十分になり、イライラしたり、怒りっぽくなったり、逆に鬱になって沈み込んだりします。
自律神経の調子がおかしくなります。
心を晴れやかに持ち、体を積極的に動かすことが何より大切です。

 

◎控えた方がよいもの
・体を活動的にするので、体を冷やす物は控える
・苦い物、ウリ科の食べ物
・春は吹き出物も出やすくなるのでアクの強い物
・極端に辛いもの、チョコレート類

無理せず控えめにしましょう!