コラム

2020年10月21日

「気・血・水」その② 血・・血の不調

「気・血・水」の 気の不調にも、いろいろな症状がある事がご理解頂けましたか?(^_-)-☆
今回は、「血」です。
「血」は体内の赤い液体のことで、全身に酸素や栄養を運び、ホルモンバランスを調整します。

 

■血の不調
「血」の巡りが滞ってしまった状態を「瘀血(おけつ)」といいます。
月経前症候群、生理痛、不妊、更年期症候群といった女性特有の症状には「瘀血」が関わっていることが少なくありません。
一方、「血」が不足して「血虚(けっきょ)」という状態になると、皮膚がカサカサする、 髪の毛が抜ける、爪がもろくなる、顔色が悪いといった症状を引き起こしやすくなります。

 

◆瘀血(おけつ)
血が汚れ、ドロドロになって滞っている状態
・月経異常(月経前症候群、月経不順、生理痛など)
・便秘
・お腹の圧痛(押すと痛む)
・色素沈着
・唇や舌の色が悪い
・関節痛
・物忘れ
・イライラ
・高血圧
・高脂血

 

◆血虚(けっきょ)
血の量が足りず全身に栄養を行き渡らせることができない状態
・貧血
・めまい
・目がかすむ
・皮膚の乾燥
・白髪や抜け毛が多い
・血行不良
・爪がもろい
・痩せ気味