コラム

2023年08月30日

「フェリチン」って聞いたことありますか?

フェリチン=鉄を貯蔵することのできるたんぱく質のことです!

私たちの身体の中にある鉄の量のうち60%程度は赤血球のヘモグロビンに結合した状態で存在し、30%程度はフェリチンの中に貯蔵されています。
フェリチンは、肝臓・脾臓・心臓・腸の粘膜など各臓器に存在していて、微量ながら血液中にも存在しており、血液検査ではこの血液中に出てきたフェリチンの量を測っています。
「フェリチン」は、鉄が足りなくなるとヘモグロビンや赤血球数よりも下がってくるので、鉄欠乏の非常に鋭敏なマーカーとなります。

 

フェリチン値が12以下(ng/ml)となると、強い鉄欠乏症状が出てくるため、鉄剤の処方対象にもなります。
フェリチンの理想値については様々な意見があるようですが、欧米の産婦人科等では、フェリチンが40以上ないと妊娠を許可しないほど、重要な値であると言われているそうです。

 

【こんな症状ありませんか?貧血チェック】

・集中力が続かない
・頭痛、耳鳴り
・顔色が良くない
・動悸、息切れ
・手足が冷える
・外食、インスタント食品が多い
・食欲がない
・めまい、立ち眩み
・疲れが取れない
・爪がスプーン状に反る

 

1つでも当てはまったら貧血の可能性が…要注意!

 

●鉄分を多く含む食べ物

<ヘム鉄を多く含む食品>
牛肉、レバー、かきまぐろ

<非ヘム鉄を多く含む食品>
プルーン、小松菜、ひじき、青のり、豆乳、ごま

非ヘム鉄はヘム鉄に比べて吸収が悪いですが、ビタミンCの食品と一緒に食べると吸収率が上がります。ヘム鉄はカロリーが高めのものが多いので、非ヘム鉄の低カロリーな食材をうまく組み合わせてみましょう!

 

【貧血予防・改善には腸活+ラクトフェリン】

実は、鉄は腸内環境の悪化を助長することもあります。身体に炎症がある時や、酸化ストレスが強い時、胃腸の状態が悪い時など、鉄の摂取が悪影響を与える可能性が強い時には、まずは体内の炎症や腸内環境を改善することが第一優先です。
どうしても鉄サプリを摂取したい場合には、ラクトフェリンサプリがおすすめです。
ラクトフェリン」とは、鉄と強く結合する性質を持つ糖たんぱくで、鉄の吸収性を高めてくれる働きがあります。また、鉄が体内に十分に存在する時には、鉄の吸収量を調整してくれたり、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える効果もあります。

●ラクトフェリンと鉄欠乏性貧血に関するアンケート調査

鉄欠乏性貧血の10~40代女性59名、鉄欠乏性貧血の妊婦567名に、ラクトフェリン1日200mgを30日間摂取してもらったところ、鉄剤よりもラクトフェリン摂取の方が赤血球・ヘモグロビン・血清フェリチンすべての項目の伸び率が大きい、という結果になりました!

 

★創業77年の発酵メーカーが作る!国産100種類以上の植物原料使用の発酵食品!★
腸内環境改善+ラクトフェリン配合のおすすめ商品ございます!是非ご相談ください!