漢方薬剤師のよもやま話54 「漢方用語 虚・実って何?(^_-)-☆」
を先に説明してしまいましたが、(-。-)y-゜゜゜
漢方には 「八綱分類」という物差しがあります。
以前に書いた「気・血・水」とは、別の「物差し」です。
「八綱」・・つまり 「虚・実」「表・裏」「寒・熱」「陰・陽」を言います。
身体の状態を整理するための「物差し」
「虚」と「実」は、体力や病気に対する反応の強さを見ます。
「虚証」は、身体を支える気・血・水などが不足し、抵抗力が低下した状態です。疲れやすい、声に力がない、食欲がない、汗をかきやすいといった症状が現れます。
「実証」は、体内に余分なものがたまっていたり、病邪に対して身体が強く反応していたりする状態です。張ったような痛み、強い便秘、腹部の抵抗、激しい症状などが手がかりになります。
「表」と「裏」は、病気のある場所や深さを表します。
「表」は皮膚や筋肉など、身体の比較的浅い部分です。風邪のひき始めに見られる、悪寒、発熱、頭痛、首や肩のこわばりなどは、表の症状と考えます。
「裏」は内臓など身体の奥にある病変です。胃腸症状、便秘、腹痛、動悸などは、裏の問題として捉えることが多くなります。
「寒」と「熱」は、症状の性質を見ます。
「寒」は、冷えると悪化する、温めると楽になる、顔色が青白い、尿が薄く多い。
「熱」は、顔が赤い、身体が熱い、冷たいものを欲しがる、口が渇く、尿の色が濃い。
「虚」と「実」は、体力や病気に対する反応の強さを見ます。
「虚証」は、身体を支える気・血・水などが不足し、抵抗力が低下した状態です。疲れやすい、声に力がない、食欲がない、汗をかきやすいといった症状が現れます。
「実証」は、体内に余分なものがたまっていたり、病邪に対して身体が強く反応していたりする状態です。張ったような痛み、強い便秘、腹部の抵抗、激しい症状などが手がかりになります。
「陰」と「陽」は、これまでの分類を大きくまとめる考え方です。
一般に、裏・寒・虚に傾く状態を「陰証」、表・熱・実に傾く状態を「陽証」と捉えます。
当然ながら、わかりやすい時もありますが、複雑に絡む事も珍しくありません。
「症状はどこにあるのか」
「冷えと熱のどちらが中心なのか」
「補うべきか、余分なものを取り除くべきか」
それらを整理し、今の身体に合った治療の方向を考えるための基本です。
さらに、「経験」から導かれた「経験則」を加味して、
「元氣」になる!! のが、当店のモットーです。


